お気に入りの雑誌が届いた。
パラパラめくっていたら

モダンデザインの土鍋が
心ときめく「マイ定番」として
紹介されていた。

え！これがマイ定番として
読者におすすめ？
ありえない。

その土鍋は
デザイン性の高い陶磁器メーカー
セラミック・ジャパンが
プロダクトデザイナーとのコラボした
商品なのだが、

その謳い文句に惹かれて
なにかのポイント交換品として
もう3年以上前に選んだものだった。

とにかく使いづらい。
縁というものがないので
鍋ものを進めていくうちに
吹きこぼれる。

土鍋というもの、
鍋物をするということに
全く配慮のない
あまりの使い勝手に悪さに
文句言おうかと思ったものだ。

それがおススメ？

ライターは多分
使いはせずに
その謳い文句だけを信じて
記事にしたのだろう。

で、思ったこと。

雑誌の記事だからと
信じていったいいままで
どれほど失敗した？

これはあくまでも
水先案内にしかならない。
その言葉を鵜呑みにせずに
何事も自分が
判断しなければいけないのだ。

これはSNS然り。
玉石混交の世界。

そういう
スタイルだけのものは
自分の生活には
要らないものなんだな。

やはり伝統の形には
それなりの意味があるんだな。